ちょっと気になるフックがあったのでご紹介。
こちらのPK-2は、ナローゲイプの比較的スタンダードなオフセットフックで、様々なリグに対応できるのが特徴。
しかし、元々このフックは開発段階で”パンチショットリグ専用”だったそうです。
早速、この”PK-2 #4/0″のテキサスリグで3㎏近い魚をキャッチ。
無事にランディングしたものの、ちょっと気がかりなことを発見。
それは、、、
針先が、口内の薄皮をひらっていたこと。
ちょっと危ない掛かりしてますね。ただし、コレには理由が。
魚は、このオーバーハングの真下から引き吊り出した。
ブッシュとの接触によるラインブレイクを避けるために、フッキングはタテではなくヨコの動きになっていた。
このように、フックポイントがアイに対して若干内側を向いてる針は、基本的にスナッグレス性や貫通性は高い反面、初期掛かりに劣る傾向にある。
特にヨコにフッキングする釣りの場合、針先が出ずに魚の口内をスルスルと滑り、抜けてしまう可能性がある。
それを克服するために注意すべきことは、、、、
フッキングの角度。
パンチショットのような真下から上にフッキングする場合、上記の写真のように針先が上顎に立ち、口内を滑ることがない。
そして、若干内向きの針先がバスの上顎を躊躇なく貫通させ、釣行の最中もウィードが掛かる心配もなくストレスフリーで釣り続けられます。また、このナローゲイプは細身のスティックベイトや扁平系ワームとマッチ。
まさにパンチショットリグ専用針”PK-2“。その他、ヘビダンなどにもオススメです。
この”フッキングの角度”を意識することにより、PK-2で獲れる魚の明暗が決まるはず。
やはりフック1本では全ての釣りをまかなえず、適材適所での使い分けが必要ですね。
TORU
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